対外発表 The Resolution and Collection Corporation
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平成15年5月21日
株式会社 整理回収機構

みずほ銀行との企業再編ファンド(新スキーム)「業務委託契約」の締結について



 昨日、RCCとみずほ銀行は、企業再編ファンド(新スキーム)について、包括的な「業務委託契約」を締結した〔本件企業再編ファンド(新スキーム)については弊社5月1日の定例記者懇話会資料ご参照〕。

 本件新スキームを活用する意義は、RCCが公正・中立な立場から企業の再生に関与することによって、再生計画の客観性を確保し、債権者金融機関相互の利害調整を図ると同時に、民間の投資家の資金を活用し入札を実施することにより、金融機関にとっては、債権売却価格の妥当性が確保され、投資家との橋渡しがスムーズに行えることにある。

 みずほ銀行からは、主に中堅・中小規模の再生可能性を有する企業20社程度の個別案件を持込まれる予定で、すでに数社の個別案件について具体的な検討を進めている。

 RCCは、他の主要行に対しても「新スキーム」の活用を呼び掛けており、地域金融機関に対しても、金融庁が発表したリレーションシップ・バンキングの機能強化に関するアクションプログラムに要請されている「中小企業再生型信託スキーム」等の活用と併せて推進して行く予定である。


以上