整理回収機構の企業再生業務 The Resolution and Collection Corporation
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再生適格要件チェックリスト

担当部・課(班)
債務者名

大項目 小項目 小項目の判定 判定コメント 大項目の判定
1.債務者の誠意、意欲 ・債務者は、弁済に関し誠意ある姿勢にあるか。


・債務者が、関連会社をも含め自らの資産・負債について誠実に開示しているか。

・債務者が再生に対し意欲を持っているか。従業員の協力を得られるか。

2.経済的合理性  ・企業再生が債権者にとっても経済合理性が期待出来るか。
・再生による回収見込額と清算配当額等との比較。(原則…より回収額の多い方式を選択する)
  回収の確実性(確率軸と時間軸で検証)
  を総合的に判断して評価する。



3.再建の可能性  ・事業価値(市場競争力)を有するか。
  技術力、営業力、商品力、商圏、商権、
  人的資源、業界動向等の総合評価。



・重要な事業部門で営業利益を計上するなど、債権者の支援により再建の可能性があるか。
  着眼項目:法定償却相当額控除後の
  営業利益>0 (全体又はコア事業で) 
  借入金残高/EBITDA 等


・必要に応じ、リストラの余地があるか。

・スポンサー出現の可能性があるか。

4.主要債権者意向等 ・再生型処理に対し大口債権者の同調が見込まれるか。


5.その他債権者の動向 ・大口債権者と同調する動きがあるか。


6.経営責任 ・必要に応じ、経営者の交替や私財提供等の経営責任を明確化できるか。


7.株主責任 ・必要に応じ、増減資を実施するなど、既存株主等の株主責任を明確化できるか。


8.関係会社の透明性 ・関係会社を含むグループ全体の財務情報が十分に把握できているか。


9.RCCの社会的使命との適合性 ・当該企業が反社会性を有することはないか。


10.地域経済への影響 ・当該地域経済への大きな影響があるか。