対外発表 The Resolution and Collection Corporation
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(整理回収機構における不動産証券化第二号案件について)

平成14年4月23日
株式会社 整理回収機構

標記の件につきましては、下記のとおり決定しましたのでお知らせいたします。
(本件は、その方針・概要については、昨年8月30日に発表済であるが、今般アレンジャ−及び最終売却予定先等が決定したことからご報告するものである。)

1. 証券化対象不動産

旧日本債券信用銀行本店ビル(現あおぞら銀行本店ビル・東京都千代田区九段北一丁目)他、全部で4地区5物件(千代田区九段北、福岡市、広島市、金沢市)の複数の担保不動産を対象とした不動産証券化である。

2. 本件不動産証券化の仕組み(別添スキーム図ご参照)

整理回収機構が有する貸付債権の担保不動産について、債務者からの委託を受け、特別目的会社(SPC)を通じた証券化の手法を用いて処分するものである。

3. 対象物件の評価額

5物件全体の評価額が約400億円程度の不動産証券化による処分となる。

4. 証券発行の時期

本年7月末を目途に発行の予定。
(発行形態等は未定)

5. 本件証券化に係る整理回収機構のアドバイザー

J.P.モルガン証券会社  (13年8月アドバイザリー契約締結済)

6. 本件証券化に係るアレンジャ−

東京三菱証券株式会社及びドイツ証券会社による共同アレンジャ−
(プロポーザル方式による入札により決定)

7. 最終売却予定先

(1) エクイティー投資家


三菱地所株式会社、東急不動産株式会社、ドイツ証券会社




(2) ファイナンシャル・アドバイザー


株式会社東京三菱銀行

<ご参考>
整理回収機構による不動産証券化第1号案件

対象不動産;旧長銀旧本店ビル(千代田区大手町)
証券発行時期;平成13年9月
証券発行額;約400億円

以上