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平成14年 7月22日 株式会社整理回収機構
各 位
整理回収機構の石川たばこ信用組合からの資産買取りについて
整理回収機構では、預金保険機構が既に発表している通り、本日、石川たばこ信用組合から資産の買取りを実施しました。 その概要は、以下の通りです。
以 上
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1. |
買取り日 |
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平成14年 7月22日(月) |
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2. |
整理回収機構(以下RCC)が買取る資産金額 |
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(単位未満四捨五入) |
買取対象資産額(元本) |
8億円 |
RCCの買取額(簿価) |
5億円 |
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うち貸出金等 |
(債務者数52先)4億円 |
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(1) |
今回の事業譲渡先は株式会社北國銀行(買取りスキーム図) |
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(2) |
RCCにおける破綻金融機関からの貸出金等買取状況 |
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<当初(合併前を含む)から本日買取分までの累計> |
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破綻金融機関数累計 |
157金融機関 |
貸出金等買取対象額(元本)累計 |
201,579億円 |
貸出金等買取額(簿価)累計 |
45,333億円 |
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※元本及び簿価の金額は本日現在の速報値。 |
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3. |
貸出金の内容 |
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(1) |
業種別内訳(簿価ベース)をみると、小売業が40%を占めているほか、製造業28%となっている。 |
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(2) |
簿価大口先上位10社グループで買取貸出金全体の64%となっている。 |
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4. |
破綻に関する経営者責任の追及について |
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(1) |
整理回収機構では、関与者責任追及本部において、従来の住専への融資紹介責任・住専経営者の責任追及に加え、破綻金融機関経営陣の責任追及問題事案の調査・検討を行い、さらに訴訟を含む責任追及を行なっている。(金融再生法3条・18条・50条、預金保険法83条・116条及び預金保険機構との資産買取委託契約等の趣旨に基づくもの) |
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(2) |
但し、石川たばこ信用組合については、現在のところ問題とすべき案件があるかどうかの調査段階にあり、今後の調査で経営者責任が認められた場合、刑事・民事上の責任を追及する予定である。 |
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5. |
買取った資産の回収拠点 |
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整理回収機構・金沢支店 |
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住所: |
金沢市本町2丁目11番7号 金沢フコク生命駅前ビル8階 |
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6. |
これまでの経緯 |
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年 月 日 |
主 要 事 項 |
平成14年 1月25日 |
破綻発表 |
平成14年 3月20日 |
預金保険機構に対して資金援助申請 |
平成14年 4月17日 |
預金保険機構運営委員会において資産買取り決定 |
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7. |
石川たばこ信用組合の概要(平成13年3月末現在) |
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本 店 所 在 地 |
金沢市芳斉一丁目14番7号 |
設 立 年 月 |
昭和31年7月 |
出 資 金 |
35百万円 |
代 表 者※ |
塩田 外司彰(平成14年1月12日就任) |
職 員 数 |
14名 |
店 舗 数 |
3店 |
預 金・積 金 |
4,437百万円 |
貸 出 金 |
1,275百万円 |
主たる営業エリア |
石川県内全域 |
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※ |
平成14年1月25日金融整理管財人として、西徹夫氏及び若林幸治氏が就任。 |
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