整理回収機構　＜対外発表＞

平成14年 7月22日
株式会社整理回収機構

各　位

整理回収機構の秋田県中央信用組合からの資産買取りについて

整理回収機構では、預金保険機構が既に発表している通り、本日、秋田県中央信用組合から資産の買取りを実施しました。
その概要は、以下の通りです。

以　上

	1.	買取り日
		平成14年 7月22日(月)

整理回収機構(以下RCC)が買取る資産金額

(1)

今回の事業譲渡先は秋田信用金庫(買取りスキーム図)

(2)

RCCにおける破綻金融機関からの貸出金等買取状況

＜当初(合併前を含む)から本日買取分までの累計＞

※元本及び簿価の金額は本日現在の速報値。

3.	貸出金の内容
	(1)	業種別でみると、先数・簿価とも個人向け貸出が最も多く、先数では62．5%を占め、簿価では30．5%を占めている。
	(2)	簿価大口上位10先で、買取貸出金簿価総額の13．6%を占めている。

	4.	破綻に関する経営者責任の追及について
		整理回収機構は、従来の住専の融資紹介責任・住専経営者責任追及に加え、関与者責任追及本部において、破綻金融機関の経営陣の責任追及問題を調査・検討し、さらに訴訟を含む責任追及を行っている(金融再生法3条･18条･50条、預金保険法83条･116条及び預金保険機構との資産買取委託契約等の趣旨に基づくもの)。　なお、秋田県中央信用組合については、現在のところ問題とすべき案件があるかどうかの調査段階にあり、今後早急に調査を進め、経営責任が認められた場合、刑事・民事上の責任を追及する予定である。

これまでの経緯

秋田県中央信用組合の概要(平成13年3月末現在)

※	平成13年11月30日金融整理管財人として、平川　信夫氏及び伊藤　光義氏が就任。

以　上