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平成13年11月19日
株式会社整理回収機構
各 位
整理回収機構の瑞浪商工信用組合からの資産買取りについて
整理回収機構では、預金保険機構が既に発表している通り、本日、瑞浪商工信用組合から資産の買取りを実施しました。
その概要は、以下の通りです。
以 上
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1. |
買取り日 |
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平成13年11月19日(月) |
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2. |
整理回収機構(以下RCC)が買取る資産金額 |
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(単位未満四捨五入) |
買取対象資産額(元本) |
15億円 |
RCCの買取額(簿価) |
3億円 |
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うち貸出金等 |
(債務者数81先) 3億円 |
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(1) |
今回の事業譲渡先は東濃信用金庫(買取りスキーム図) |
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(2) |
破綻金融機関からの貸出金買取等(今回分含み) |
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(単位未満四捨五入) |
期 間 |
金融機関数 |
貸出金等(11月19日現在速報) |
元本 |
簿価 |
平成11年3月31日まで |
45 |
68,163億円 |
20,121億円 |
平成11年4月1日以降RCCにおいて |
46 |
112,684億円 |
20,311億円 |
累 計 |
91 |
180,847億円 |
40,433億円 |
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3. |
貸出金の内容 |
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(1) |
業種別内訳(簿価ベース)をみると、建設・不動産業が42%を占めているほか、小売・卸売業21%、製造業、サービス業が各16%となっている。 |
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(2) |
簿価大口先上位10社グループで買取貸出金全体の67%となっている。 |
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4. |
破綻に関する経営者責任の追及について |
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(1) |
整理回収機構では、関与者責任追及本部において、従来の住専への融資紹介責任・住専経営者の責任追及に加え、破綻金融機関経営陣の責任追及問題事案等の調査・検討を行い、訴訟を含む責任追及を行なっている。(金融再生法3条・18条・50条及び預金保険機構との資産買取委託契約等の趣旨に基づくもの) |
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(2) |
瑞浪商工信用組合については、現在のところ問題とすべき案件があるかどうかの調査段階にあり、今後の調査で経営者責任が認められた場合、刑事・民事上の責任を追及する予定である。 |
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5. |
買取った資産の回収拠点 |
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整理回収機構・名古屋支店
住所:名古屋市中区栄2丁目4番3号広小路本町ビル |
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6. |
これまでの経緯 |
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年 月 日 |
主 要 事 項 |
平成12年12月 8日 |
破綻発表 |
平成13年10月11日 |
預金保険機構に対して資金援助申請 |
平成13年10月24日 |
預金保険機構運営委員会において資産買取り決定 |
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7. |
瑞浪商工信用組合の概要(平成13年3月末現在) |
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本 店 所 在 地 |
岐阜県瑞浪市寺河戸町1105番地の6 |
設 立 年 月 |
昭和37年4月 |
出資金(資本金) |
249百万円 |
代 表 者 |
金融整理管財人 浅井 博 〃 廣瀬 英二 |
職 員 数 |
23名 |
店 舗 数 |
2店 |
預 金・積 金 |
3,051百万円 |
貸 出 金 |
3,874百万円 |
主たる営業エリア |
岐阜県瑞浪市、多治見市、土岐市、可児市、恵那市、
中津川市、土岐郡、可児郡、恵那郡 |
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