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平成13年11月12日
株式会社整理回収機構
各 位
整理回収機構の信用組合高知商銀からの資産買取りについて 整理回収機構では、預金保険機構が既に発表している通り、本日、信用組合高知商銀から資産の買取りを実施しました。
その概要は、以下の通りです。
以 上
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1. |
買取り日 |
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平成13年11月12日(月) |
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2. |
整理回収機構(以下RCC)が買取る資産金額 |
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(単位未満四捨五入) |
買取対象資産額(元本) |
40億円 |
RCCの買取額(簿価) |
7億円 |
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うち貸出金等 |
(債務者数 96先) 7億円 |
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(1) |
今回の事業譲渡先は信用組合広島商銀(買取りスキーム図) |
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(2) |
破綻金融機関からの貸出金買取等(今回分含み) |
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(単位未満四捨五入) |
期 間 |
金融機関数 |
貸出金等(11月12日現在速報) |
元本 |
簿価 |
平成11年3月31日まで |
45 |
68,163億円 |
20,121億円 |
平成11年4月1日以降RCCにおいて |
45 |
112,672億円 |
20,311億円 |
累 計 |
90 |
180,835億円 |
40,433億円 |
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3. |
貸出金の内容 |
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(1) |
業種別内訳(簿価ベース)をみると、サービス業が47%を占めているほか、建設・不動産業41%となっている。 |
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(2) |
簿価大口先上位10社グループで買取貸出金全体の70%を占めている。 |
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4. |
破綻に関する経営者責任の追及について |
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(1) |
整理回収機構では、関与者責任追及本部において、従来の住専への融資紹介責任・住専経営者の責任追及に加え、破綻金融機関経営陣の責任追及問題事案等の調査・検討を行い、訴訟を含む責任追及を行なっている。(金融再生法3条・18条・50条及び預金保険機構との資産買取委託契約等の趣旨に基づくもの) |
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(2) |
信用組合高知商銀においては、刑事については既に背任罪により刑が確定しているほか、民事についても金融整理管財人において既に提訴に至っている。整理回収機構においては、当該民事訴訟を引継ぐと共に、今後も新たな責任追及が必要か否か調査・検討を行う。 |
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5. |
買取った資産の回収拠点 |
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整理回収機構・神戸支店・高松分室 住所:香川県高松市寿町1丁目1番8号 日本生命高松駅前ビル 5階 |
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6. |
これまでの経緯 |
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年 月 日 |
主 要 事 項 |
平成11年 4月28日 |
破綻発表 |
平成12年 3月30日 |
金融再生法による金融整理管財人選任 |
平成13年10月11日 |
預金保険機構に対して資金援助申請 |
平成13年10月24日 |
預金保険機構運営委員会において資産買取り決定 |
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7. |
信用組合高知商銀の概要(平成13年6月末現在) |
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本 店 所 在 地 |
高知市北本町3丁目10番48号 |
設 立 年 月 |
昭和53年3月 |
出資金(資本金) |
187百万円 |
代 表 者 |
金融整理管財人 平地 俊雄 〃 行田 博文 |
職 員 数 |
8名 |
店 舗 数 |
1店 |
預 金 |
2,995百万円 |
貸 出 金 |
5,053百万円 |
主たる営業エリア |
高知県内全域 |
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