対外発表 The Resolution and Collection Corporation
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平成13年6月11日
株式会社整理回収機構

各 位

整理回収機構の東京相和銀行からの資産買取りについて

整理回収機構では、預金保険機構が既に発表している通り、本日、東京相和銀行から資産の買取りを実施しました。
その概要は、以下の通りです。


以 上



1. 買取り日

平成13年6月11日(月)

2. 整理回収機構(以下RCC)が買取る資産金額

(単位未満四捨五入)
買取対象資産額(元本) 5,027億円
RCCの買取額(簿価) 1,242億円
  うち貸出金等 (債務者数6,132先) 1,146億円


(1) 今回の営業譲渡先は東京スター銀行(買取りスキーム図)

(2) 破綻金融機関からの貸出金買取等(今回分含み)


(単位未満四捨五入)
期   間 金融機関数 貸出金等(6月11日現在速報)
元本 簿価
平成11年3月31日まで 45 68,163億円 20,121億円
平成11年4月1日以降RCCにおいて 43 113,907億円 21,006億円
累  計 88 182,070億円 41,128億円

3. 貸出金の内容

(1) 業種としては、先数では個人向け貸出が最も多く、4,530先(73.9%)簿価145億円(12.7%)となっているが、 簿価では金融業が最も多く、簿価414億円(36.2%)46先(0.8%)となっている。

(2) 簿価大口先上位10先で、買取貸出金簿価総額の45.3%を占めている。

4. 破綻に関する経営者責任の追及について

整理回収機構は、従来の住専の融資紹介責任・住専経営者責任追及に加え、関与者責任追及 本部において、破綻金融機関の経営陣の責任追及問題を調査・検討を行い、更に訴訟を含む 責任追及を行っている。(金融再生法3条・18条・50条、及び預金保険機構との資産買取委託契約等の趣旨に基づき)
なお、東京相和銀行については、民事については金融整理管財人において「増資における 引受担保責任の履行請求訴訟」を提訴済(清算法人が引継ぐ)であり、刑事についても 立件されている。整理回収機構においては、今後も新たな責任追及が必要か否か調査・検討を継続して行う。

5. 東京相和銀行からの職員採用数

27名

6. 買取った資産の主な回収拠点

第八事業部東京支店
住所:東京都中野区本町2-46-1 中野坂上サンブライトツイン12階

7. これまでの経緯

年 月 日 主 要 事 項
平成11年 6月12日 破綻発表
平成13年 5月16日 預金保険機構に対して資金援助申請
平成13年 5月28日 預金保険機構運営委員会において資産買取りを決定

8. 東京相和銀行の概要(平成12年3月末現在)

本 店 所 在 地 東京都港区赤坂1丁目6番16号
設 立 年 月 昭和25年2月
出資金(資本金) 763億円
代 表 者 金融整理管財人     鈴木 誠
和食 克雄
預金保険機構
職 員 数 1,926名
店 舗 数 101店舗
預 金 11,556億円
貸 出 金 16,805億円
以 上