対外発表 The Resolution and Collection Corporation
ホームへメニューへ次へ

平成12年12月18日
株式会社整理回収機構

各 位

整理回収機構の京都みやこ信用金庫からの資産買取りについて

 整理回収機構では、預金保険機構が既に発表している通り、本日、京都みやこ信用金庫から資産の買取りを実施しました。
 その概要は、以下の通りです。

以 上




1. 買取り日
  平成12年12月18日(月)
2. 整理回収機構(以下RCC)が買取る資産金額
 
(単位未満四捨五入)
買取対象資産額(元本) 3,389億円
RCCの買取額(簿価) 1,083億円
  うち貸出金等 (債務者数2,269先) 982億円

  (1) 今回の事業譲渡先は京都中央信用金庫で、事業譲渡日は平成13年1月4日の予定。(買取りスキーム図
  (2) 破綻金融機関からの貸出金等買取状況(今回分及び南京都信用金庫分を含む)
(単位未満四捨五入)
期   間 金融機関数 貸出金等(12月18日現在速報)
元本 簿価
平成11年3月31日まで 45 70,043億円 21,561億円
平成11年4月1日以降RCCにおいて 31 85,752億円 14,158億円
累  計 76 155,795億円 35,720億円

3. 貸出金の内容
  (1) 業種別内訳(簿価ベース)では、建設・不動産業が37.2%を占めているのに続き、サービス業が20.0%となっている。
  (2) 簿価大口先上位10社グループの買取貸出金全体に占める割合は15.7%となっている。
4. 破綻に関する経営者責任の追及について
  (1) 整理回収機構では、関与者責任追及本部において、従来の住専への融資紹介責任・住専経営者の責任追及に加え、破綻金融機関経営陣の責任追及問題事案の調査・検討を行い、さらに訴訟を含む責任追及を行なっている。(金融再生法3条・18条・50条及び預金保険機構との資産買取委託契約等の趣旨に基づくもの)
  (2) 但し、京都みやこ信用金庫については、現在のところ問題とすべき案件があるかどうかの調査段階にあり、今後の調査で経営者責任が認められた場合、刑事・民事上の責任を追及する予定である。
5. 京都みやこ信用金庫からの職員採用数(予定)
  21名
6. 買取った資産の主な回収拠点
  第五事業部・京都支店
  住所:京都市下京区塩小路通烏丸西入東塩小路町614番地  新京都センタービル7階
7. これまでの経緯
 
年 月 日 主 要 事 項
平成12年 1月14日 破綻発表
平成12年11月21日 預金保険機構に対して資金援助申請
平成12年12月 4日 預金保険機構運営委員会において資産買取りを決定

8. 京都みやこ信用金庫の概要
  (平成12年3月末日現在)
本 店 所 在 地 京都市伏見区深草西浦町一丁目一番
設 立 年 月 明治38年5月
出 資 金(資本金) 85億円
代 表 者 北川 隆造
職 員 数 1,077名
店 舗 数 66店舗
預 金・積 金 8,572億円
貸 出 金 8,197億円
主たる営業エリア 京都市内を中心として京都府南部
以 上