対外発表 The Resolution and Collection Corporation
ホームへ メニューへ 戻る

株式会社整理回収機構

平成17年度中間期の決算概要


 平成17年度中間期の債権回収実績は3,513億円(前年度同期4,471億円)となった。回収額に占める取立等益は1,445億円(前年度同期1,609億円)を計上し、貸倒引当金の繰り入れ、債権のバルク売却に伴う売却損や直接償却の実施等の結果、納付金算定額(資本注入業務を除く)は1,243億円となった。

 これを主要勘定別にみると、特例業務勘定(破綻金融機関等からの譲受債権の管理勘定)及び金融再生法53条勘定(健全金融機関等からの買取債権の管理勘定)は、取立等益が引き続き高水準を維持したことから、預金保険機構への納付金算定額は各々810億円、431億円となった。
 一方、住専勘定は、貸倒引当金の繰り入れ等から、税引前中間純利益は281億円の赤字(前年同期82億円の赤字)を計上した。
 その他、企業再生業務・信託業務・民間サービサー業務等で構成される、その他業務では税引前中間純利益は18億円の黒字を計上した。

 この結果、当社全体の損益としては、特例業務勘定及び金融再生法53条勘定の収支が上記の納付金算定額を控除した結果、ほぼ均衡することとなるため、住専勘定の税引前中間純利益がほぼそのまま反映され、266億円の赤字(前年度同期82億円)となった。

以 上