1. |
スキームの概要《資料3-3》 |
<スキームの主旨> |
民間資金を活用して、金融機関等の不良債権処理の促進、整理回収機構の保有債権の流動化(金融改革プログラム)、ならびに不良債権の証券化市場の拡大を図るもの。 |
<対象債権> |
(1) |
「RCC保有資産の流動化・証券化についての基本的な考え方」に基づき、RCC保有債権を、複数の投資家で入札を実施し、落札した投資家≪リーマン・ブラザーズグループ≫がアレンジしたSPCに債権を売却。 |
(2) |
加えて、金融機関等の保有する債権をSPCで買取ることで、金融機関等の不良債権処理促進を図る。 |
|
<証券化> |
(3) |
RCCは、SPCが買取った債権を証券化することを目的として信託受託≪三菱信託と共同受託≫し、受益権を優先部分と劣後部分に分割する。 |
(4) |
優先受益権は、外部格付け≪S&P、 Mondy’s≫により予備格付け取得済み。(平成17年5月27日公表) |
(5) |
劣後受益権は、リーマン・ブラザーズグループが保有するが、RCCも一部保有する。 |
|
<回収> |
(6) |
債権の回収については、リーマン・ブラザーズとビジネスパートナーの関係にあるサービサー≪キャピタル・サーヴィシング債権回収≫に委託した上で、RCCのサービサー部門も回収を担当する。 |
|