対外発表 The Resolution and Collection Corporation
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14年度中間決算のポイント

(1) 特例業務勘定回収益の預金保険機構への納付
預金保険法改正に伴って13年度決算分より特例業務勘定の回収益(債権取立等益から償却・引当金繰入額を控除したもの)を預金保険機構へ納付することとなった。その結果、14年度中間決算は13年度に引き続き赤字となった。
従って、14年度中間決算においても、納付金制度に変更がなければ、下記の通り「住専勘定で赤字、RCB勘定で黒字、RCCとしての決算は黒字」という従来の傾向に何ら変化はない。
【預金保険法改正前ベースの税引前利益】

12年度 13年度 14年度中間
住専勘定 △1,446億円 △1,135億円 △454億円
RCB勘定 1,485億円 1,817億円 927億円
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RCC合計 38億円 681億円 472億円
(ご参考)RCB勘定取立等益推移 11年度 12年度 13年度 14年度中間

1,099億円 2,065億円 2,972億円 1,700億円


(2) 貸倒引当金積み増し
当社では資産調査に基づき、回収が困難と認められるものにつき適正な引当を実施。住専勘定では貸倒引当金積み増しの結果、赤字を計上。但し、この傾向も従来と何ら変わるものではなく、14年度中間決算において特段の変化が生じたわけではない。
【貸倒引当金繰入額推移】

12年度 13年度 14年度中間
住専勘定 1,907億円 1,732億円 653億円
RCB勘定 408億円 1,073億円 641億円
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RCC合計 2,316億円 2,806億円 1,294億円

【貸倒引当金繰入前・税引前利益】

12年度 13年度 14年度中間
住専勘定 461億円 596億円 198億円
RCB勘定 1,893億円 1,364億円 636億円
RCC合計 2,355億円 1,961億円 835億円