
平成14年2月22日
(株)整 理 回 収 機 構
代表取締役社長 鬼追 明夫 |
本日(2月22日)、株式会社整理回収機構(RCC)の信託機能を活用した不良債権の証券化第一号案件の優先受益権、「RCCトラスト・ワン2002-1」の一部について販売契約を締結しましたのでお知らせ致します。 |
1. |
優先受益権「RCCトラスト・ワン2002-1」の概要 |
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先月25日、政府の骨太の方針に基づいて兼営認可を受けた信託機能を活用して、あさひ銀行等の不良債権を三菱信託銀行と共同で受託した。 |
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これを、スタンダードアンドプア−ズ社の格付けを取得することで、投資家が購入し易い形とし、ゴールドマン・サックス証券を通じて私募の形で投資家に販売するもの。 |
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不良債権の回収(サービシング)は、主としてRCCが行う。 |
2. |
販売の概要 |
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今回の販売は、格付けを取得した優先受益権のうち、シングルA以上の82億円を対象。(第一受益権 AAA 59億円、第二受益権 AA 13億円、第三受益権 A 10億円) |
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販売先は、今後の投資家層の発掘を図るべく、極力幅広い層の投資家と契約を締結予定。(投資家は、地方銀行、信用金庫、損害保険会社、生命保険会社等 平均10億円程度) |
◎ |
今後とも、同様のRCC機能を活用した不良債権の証券化等を通じて、投資家層を発掘することで、"不良債権証券化市場の育成を図り、銀行による不良債権処理等の促進"に寄与して参りたい。 |
注) |
本書は特定の金融商品を勧誘する目的で交付されるものではありません。 |
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